Apr 15, 2024
2010年のベトナムのGDPは日本の38分の1だった。これが2020年には約14倍、2022年には約12倍まで近づいてきている。今回これを「伸び」で比べてみることにした。企業が将来の活動を考える際、「新たにどのくらいの需要が生まれるのか」ということの方が大事なことも多いからである。
Apr 15, 2024
ベトナムの物流産業は近年成長を遂げている。世界銀行のレポート(2023年4月)によると、ベトナムはロジスティクスパフォーマンス指数(LPI)で139か国中43位となり、ASEANの中ではシンガポール、マレーシア、タイに次いで上位5か国に入り、フィリピンに並ぶ。2016年の64位から21位上がったが、2018年の39位(160か国中)よりは4位下がった。しかし、スコアは2018年の3.27から3.30に上昇している。これはサービスの質の向上を示している。
Apr 01, 2024
誠に勝手ながら、ベトナムのメーデー・南部解放記念日に伴い、2024年4月29日(月)~5月1日(水)を休業とし、営業再開は2024年5月2日(木)といたします
Mar 15, 2024
現金取引には貨幣の印刷、輸送、保管、計数といった決済の組織化に関連するコストなど様々な欠点がある。さらに、大口取引における脱税に悪用されることも多く、窃盗、偽造、マネーロンダリングなど社会安全保障上の問題もある。こうした課題を受けて現金の使用制限が導入され、現金以外の決済が普及しつつある。
Mar 15, 2024
ベトナム人の健康と栄養への関心の高まりにより乳製品市場の潜在的な可能性は大きい。今後数年間で1人当たりの牛乳消費量は増加の一途で2030年には同約40ℓ/年になると予測されている。ベトナム酪農協会(VDA)によると、2010年は同約15ℓ/年、2021年には同約27ℓ/年に増加したが、タイ(約35ℓ/年)やシンガポール(同約45ℓ/年)に比べるとまだ低い。
Feb 15, 2024
メコンデルタ地域はベトナムの最南部、メコン川に近い広大な低湿地である。中央直轄市のカントー市と12の省で構成され、社会経済上の大きなまとまりを成している。実際に訪れてみると低地に無数の水路が交錯し、小さな原動機付きボートが重要な交通の足となっている。主要産業は農業や水産業で日本に来る海老魚介など外貨獲得への貢献も大きい。
Jan 15, 2024
ベトナムの保険市場、特に生命保険は2023年に危機的な状況にあった。全体的な景気後退の影響もあるが、それ以上に保険会社と顧客の間でコミュニケーションにおける問題が多々発生し、業界として信頼を失うような年であった。とはいえ、サービスの質を向上させて信頼回復を図るべく「再編」を推し進め、これらの課題を徐々に克服しつつある。
Dec 15, 2023
ベトナムの観光産業はダイナミックな成長産業でありGDPに大きく貢献している。2021年の観光産業のGDP寄与率は1.97%と2007年のWTO加盟後最低(2019年は9.2%、2020年は3.58%)を記録した。ここ数年、観光産業に影響を与える出来事が多かったが、主な要因としてはコロナ禍、ロシアとウクライナの緊張、ベトナム政府の政策が挙げられる。
Dec 01, 2023
誠に勝手ながら、ベトナムのテトに伴い、2024年2月8日(木)から2月14日(水)までを休業とし、営業再開は2024年2月15日(木)といたします